Soda Method ウクレレ教室

Lesson4 いきなりビリージーン?

Cが弾けたら次はFとG7……といきたいところですが、その前に右手を柔らかく、スナップをきかせて弾けるようにすることを意識するために、敢えてこんな練習を入れてみました。
途中でサラッと解説していますが、ウクレレの弦4本全部を開放弦で弾くと「Am7」というコードになります。Amはラ・ド・ミという3音で構成するマイナー(短調)コードですが、そこにルート(基音=この場合はA)の7度上のG(ソ)を加えるとAm7というコードになります。
ウクレレの開放弦は1弦側からラ・ミ・ド・ソですから、組み直せばラ・ド・ミ・ソ で、Am7の構成音ってことなんですね。

ちょっと難しい話:Am7はAの音を基準にしたコード名ですが、この音の構成のままCを基準に考えれば、C6というコード(Cを「ド」にしたド-ミ-ソのコードにCの6度上である「A=ラ」を加えたコード)になります。C6の構成音はC-E-G-A。Am7の構成音はA-C-E-Gで同じです。つまり、同じ構成でも、どの音を基準に考えるかで、呼び方が違ってきます。この基準となる音を「基音(ルート)」と呼びます。バンドではベースの人はルートの音を追いかけて弾いています。

(※動画レッスンでは触れなかった音楽理論の基礎編などを、WEBページでは「ちょいムズ話」としてちょこちょこ書いていきます。理屈はどうでもいいよ、という人は無視してもかまいません)


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