Soda Method ウクレレ教室

Lesson14 練習曲 『キジが鳴く』

「入門編」はレッスン13までで、ここからは「初級編」ということにします。
既成の曲をどう弾くかという普通の?レッスン動画は山のように出ていますし、コードも簡単にネットで調べられますから、ご自分でやりたい曲があればどんどんやってください。
そ~だメソッドでは、センセ独自の?やり方を織り交ぜますので、題材にはセンセの作品がちょこちょこ出てくるかもしれません。ご了承を。

今回はちょっと欲張っていろんなことを盛り込みすぎたかもしれません。装飾音のこととか、まだ無理だと思ったら聞き流しておいてください。
無駄話: ウクレレというものが少しずつ分かってきた気がしています。ギターに慣れてしまっている人にとっては、弦が4本しかなくて、しかも4弦はオクターブ上なので、ベース音としては使えないし、ルートの音としても使いづらい……というのがいちばんの難しい点。
ギターやピアノで弾いていたコードをそのままあてはめると、ウクレレでは違和感が生まれることが多々あります。Maj7とか9thとかのテンションコードは4音だけではなかなか出せないし……で、別のコードを探すことになるわけです。
今回はこの「じゃあ、どんなコードならマシか」を見つけるために時間をかなりとられました。
ウクレレの場合、思いきって簡略化しないと、かえって変なことになります。ギターだと「ここでD7なんてダッセ~よ。Am7/Dかな……」なんてやっているのを、キッパリとD7! って決断しないと先に進まないんですねえ。

あと、最近改めて分かったのは「シンプルでみんなが覚えられるメロディなのに、コードをつけようとするとうまく乗らない」メロディは傑作メロディだ、ということ。
『赤とんぼ』なんて、コードが乗りにくいメロディの代表です。ポップ音楽の作曲家は、コードを弾きながらメロディをひねり出している(というか、乗っけている)ので、みんな似たようなメロディになりますが、本当によいメロディというのは、コードから導き出されるメロディではないんだなあ……と。
その意味では、新唱歌シリーズも、コードは後からつけていますので、いいメロディなのかな??

『キジが鳴く』に関しては、メロディよりも歌詞が好きですね。昨今の世相、閉塞感に負けない心を歌っているので……。

ついでに、この曲のオリジナルデモもどうぞ↓ これは自分の音域に合わせてG(ト長調)でやってます。

新唱歌シリーズ第一弾『キジが鳴く』オリジナルデモ 新唱歌のまとめページは⇒こちら


譜面はこちら↓
『キジが鳴く』 譜面

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