Soda Method ウクレレ教室

Lesson6 Fのコードはこの曲でマスター

ギターだと、Fのコードが弾けなくて諦めたという人がいっぱいいますが、ウクレレのFはギターだとCのポジション。しかも5弦、6弦はないので、押さえるのは2箇所だけ(ギターのAm7のポジションの感じ)。
これで、C、F、Gの主要三和音が弾けるようになれば、一気にレパートリーが増えますよ。




裏話:実は第6回目になってもまだ、自分のウクレレは届かないんですよ。仕方なく、親父に買ってあげた2500円のウクレレで動画撮ってます。しかも数日前に胸骨の剥離骨折をしてちゃんと声が出せない……早くマイウクレレが届いて、剥離骨折が治らないかなあ……(あ~あ~あ……ぼやきでした)

ちょっと難しい?話:今回練習に使った『やんなっちゃった節』はハ長調(Cメジャー)の音階で弾いています。
C(ハ長調のド)を基準にすると、F(ファ)の音は4度上、G(ソ)の音は5度上になります。(「1度」は元の音のことなので、Cから数えるとCが1度、Dが2度、Eが3度、Fが4度、Gが5度、Aが6度、Bが7度です)。「主要3和音」というのは、長調の場合、基音(ハ長調ならC=ド)から4度上の音(この場合はF)、5度上の音(ここではG)をそれぞれ基音にしたメジャー(長調)コードのことです。
Cをドとすると、4度上のFのメジャーコードはF(ファ)・A(ラ)・C(ド)、5度上のGのメジャーコードはG(ソ)・B(シ)・D(レ)の構成ですが、下の音をC(ド)からあまり動かさないように並び替えれば、Fメジャーはド・ファ・ラ、Gメジャーはシ・レ・ソ でもいいわけです。子供の頃、学校の音楽の授業などで、ドミソ、ドファラ、シレソの3種類の和音を聴き分ける練習をした覚えがある人は多いと思います。あれはハ長調の「主要3和音」を聴き分けさせていたわけですね。

ちょいムズその2:コードはどの音をルート(基音)と考えるかで呼び方が変わることがあります(前々回説明した「Am7はC6でもある」という話を参照)。今回のFのコードは下(4弦側)からA(ラ)・C(ド)・F(ファ)・A(ラ)の構成で、4弦と1弦が同じ「A(ラ)」ですが、ルートはA(ラ)ではなく2弦のF(ファ)だと考えることによりFのコードだ、ということになります。

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