Soda Method ウクレレ教室

Lesson8 7thコードをまぜる


今回は新たにG7とC7というコードを弾けるようにします。題材として選んだのは『アロハオエ』のサビ部分。実はこれ、すでにやった『やんなっちゃった節』のサビと同じコード進行です。
これを見れば分かるように、7thを入れなくても伴奏としては違和感はないです。ただ、7thをまぜることによって、雰囲気が変わるのが分かると思います。
一般の?ウクレレレッスンでは、最初に有無を言わさず、C  F  G7を教えて、これが主要3和音ですよ、この3つのコードだけでいろんな曲が弾けますよ~、とやっているところが多いと思いますが、Soda Methodでは7thコードは後から別に教えたいと思いました。その理由は動画レッスンの中で語られているとおりです。

ウクレレ教室を進めていくうちに、自分でも学ぶことが増えていきます。あ、そ~だったのか、という気づきがあるので「そ~だメソッド」?
例えば、楽器演奏を諦めてしまった人というのは、与えられた譜面をその通りに演奏しないと「違います! ここはこう!」って怒られ続けて嫌になった人が多いのではないか、と思いあたりました。
そういう「訓練」を乗り越えた人は音大に進んだり、クラシックの演奏家になったりする。そこまでいかなくても、譜面を与えられて、バイエルを卒業してツェルニーに進めたとか、ついにショパンが弾けるようになったとか、そういう体験を通じて、自分は楽器演奏をマスターしたと思い込む。
でも、簡単な演歌の伴奏が弾けない。耳だけで伴奏が取れない……なんかちょっと楽しくないな、と感じることがある。でも、自分は辛い練習を重ねてここまで楽器が弾けるようになったのだ。偉いぞ、自分……みたいな……。
私がめざすのはその対極にある楽器演奏です。
自分で弾きたいように弾く。これをこんな風に演奏したら面白いかな……と、自分で考えていく。それができるようにするための基本技術を効率よく、なるべく苦痛を少なくして身につける。そんなアプローチにうってつけなのがウクレレではないか……と思いあたり、Soda Methodを始めてみたわけです。

……とまあ、能書きはこのへんにして、7thコードのお話、聴いてみてください↓

無駄話:中国のショップに注文した初めてのマイウクレレが3月3日(2018年)に届きまして、今日、3月5日からはその楽器で動画を撮ってます。レッスン7まで使っていた借り物の2500円のソプラノウクレレは持ち主(父)に返してきました。
その「生まれて初めてのマイウクレレ」が届いた日に興奮して(?)作った動画はすでにUPしましたが、昨日一日触ってみて、どんどん疑問が膨らんできたので、今日は弦を全部外して調整してからこのレッスン8を撮りました。
その「調整」のお話はまた別のコーナーで……。



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