Soda Method ウクレレ教室

Lesson11 ウクレレは鼻歌製造器だ


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アロハオエという曲は、何度やってみてもうまく歌えませんねえ。みなさん、よくこれをやれるなあ……と思いつつ、でも、主要三和音でいろんなことができるよ、という話の題材としてはうってつけかもしれないので、こんな風にしてみました。
最後に突発的に生まれたとちぎバージョンは、ちゃんと完成させて、そのうち練習曲に採用しますか?


無駄話:この曲のファンのかたは、気を悪くするかもしれませんが、この曲、最初に聴いたときから、すごく素人臭い曲だなあと感じたのです。
まず「歌詞がうまくはまってなくない?」という疑問。メロディも細部がなんだかリファインされていない印象で……。
実際、いろんな人が歌っているのを聴きましたが、二つとして同じものはないですね。それだけ「不定形」要素というか、ゼリーのような部分が多い曲なんじゃないか……と。
誰が作ったんだろうと調べてみたら、ハワイ王国第8代女王リリウオカラニが作ったそうですね。メロディはAメロ(サビ前)がC.C.Converseの"The Rock Beside the Sea"(1857年)、サビはG.F.Rootの"There's Music in the Air"(1854年)で、2つの曲をくっつけたという説もあるそうです。
実際にその2曲を聴いてみると、なるほど~。『どこまでもいこう』と『記念樹』くらい似ていますね。
ただ、歌詞の内容が、ハワイ王国の滅亡に際して、古き土地や住民への思いを暗喩として込めているという話などを知ると、とても味わい深い曲なのだなあと思います。字余り?っぽい歌詞や、既存曲からの拝借っぽいメロディも、南の島特有の緩さ、細かいことは気にしない文化だと思うと、さらに味わい深くなるかもしれません。



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