Soda Method ウクレレ教室

番外編3 テナーウクレレも買ってみた

初めてのウクレレを買ってまだ3日なのに、テナーサイズもほしくなり、ついついAmazonでポチしてしまいました。今までは選択肢に入ってきていなかったDonnerというメーカーの製品。これがなかなかのものでした。
ピエゾピックアップ(ボディの振動を拾って電気信号に変え、音声信号として出力するパーツ)とプリアンプ(ピックアップから出力された信号を増幅・調整するアンプ)が内蔵されていますが、一般的には、ライン出力してアンプにつないだりする機会はないかもしれませんし、ウクレレの場合、1本1本の弦圧がかなり違うため、ピエゾピックアップから出る音声出力に音量のバラツキが出やすいです。
ただ、このプリアンプはチューナー機能が付いているので、チューナーがボディに組み込まれていると思えばいいですね。便利ですし、別にチューナーを買わなくてもいいので、お得感があります。

コード弾きだけならばコンサートサイズでもいいのですが、ソロを弾いたり、コードとコードの間にちょろっと装飾音を入れたりするようになると、コンサートサイズでもフレット間が狭いと感じる人が多いのではないでしょうか。
レッスン1の「初めてのウクレレ選び」でもいいましたが、私は最初の一台がテナーでも全然問題ないと思います。

ただ、テナーのほうが弦長が長い分、コンサートサイズよりも弦は強く張られることになり、慣れないうちは指が痛くなるかもしれません。

マホガニーとアカシア、単板と合板


私の場合、1台目はアカシア合板、2台目はマホガニー単板のモデルを選びました。音色はずいぶん違います。マホガニーとアカシア(単に「コア」と書かれているものはほぼこれ)は量産ウクレレの材料としては現在最も多く使われています。
音質は、マホガニーは大らかで明るく太め、アカシアはシャキシャキした高音が特徴で線が細い感じ。好みはそれぞれ違うと思いますが、まずはちゃんとした音を出せるようにすることが大切です。
単板(1枚板。仕様表や説明では「Solid」と表記されていることもある。英語表記はVeneer=ベニヤ)のほうが合板(何も書いてなければまず合板。英語表記はPlywood=プライウッド)よりも値段が高くなるのは当然ですが、最初のウクレレで単板にこだわる必要はまったくないでしょう。ウクレレの音質をこだわるようになるのは、ウクレレという楽器をある程度理解し、音が出せるようになってからでいいのです。


今回買ったのはこれ↑です。8100円のテナーウクレレ。1台目としても悪くない選択だと思います



もう少し出せるならこれ↑なんかもよさそう。アカシア単板だそうです。トラスロッド(ネックの中にトンネルを掘って金属の棒を埋め込んだもの)がついているので、ネックの反りや弦高の調節などがある程度できるはず。ブリッジを削ったりするよりは安心だし簡単です。Amazonで12600円

※価格はすべて2018年3月現在、Amazon調べ

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